運営委員の観劇日記など始めてみようと思います(*´∀`)
先日、某小学校で劇団プークさんの『うかれバイオリン』を観劇させてもらいました。
併演は『霧と風から聞いた話』
(写真はプークさんの公演案内から拝借しました)

宮沢賢治作
「ありときのこ」
小さなありたちから見た世界。
ありと俳優さんが会話するのですが、この役者さんがいい声なんですよね。自然にお話の世界に入っていきます。
少し緊張気味の子どもたちより、一緒に観劇した地域のおじいちゃんおばあちゃんのリラックスした反応がよく、幅広い世代で同じ舞台を観ることのおもしろさを改めて実感しました。
「おじいちゃん子どもより先に答えを言っちゃうんだ~!」とハラハラすると同時にめちゃくちゃ楽しくなりました。

「鹿おどりのはじまり」
出づかいの人形ですが、鹿一頭、一頭が生きているような感じがして、動きも会話もおもしろくて、ずっと鹿だけを見ていたくなりました。
終わるのが嫌だった~。
ラストはまたさらにグッとひきこまれる演出!情景が美しく表現されていました。

休憩のあとは、がらりと和から洋の雰囲気にかわり、『うかれバイオリン』
トムの愛くるしさ、無邪気さをキュートに。そして、タイトル通りバイオリンを弾く繊細な動きに目がはなせませんでした。

楽しい音楽に心おどらせ、わくわく、ハラハラ。また例会でも出会いたいなぁと思う作品でした。
ワークショップで低学年の子が「途中で泣きそうになってしまった」と言いました。
役者さんが「あなたは、トムと同じ気持ちで観てくれていたんだね。ありがとう。」と伝えていました。
お芝居を観るってこういうことなんですよね。共感すること(*´ω`*)
お話の中の人やものたちと一緒にお話を旅すること。
感じること、感じたことを伝えること。ことばにして自分を表現すること。素直な感情から出たことばに拍手を送りたい気分でした。
すてきな時間をありがとうございました❤
