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『ピアニカの魔術師』最高の夜になりました。

2017.3.18(土) 3月に閉館になる玉野市総合文化センター。

思い出深い、このホールでの最後の観賞例会はサウンドポケットさんの『ピアニカの魔術師』。

2月のワークショップでピアニカの生演奏を聴いて、体験して、この日をみんな楽しみに待っていました。

大切な楽器を運ぶお手伝いから始めます。楽器って重たいのね。これを毎回車から降ろして、運んで、セッティングして、本番を迎えて、片付けて、運んで、きれいに車に乗せて、また次の街へ、幸せとパワーを届けに行く。すごいことですよね。

ホールに入って観た風景。
搬入時とはまた違う衣裳できめたお三人。

輝いていて、素敵!

オープニングのルパン三世の軽快でパワフルな演奏に一気に魔術師たちの世界にひきこまれる。

子どもたちの大好きなクイズに加え、クイズの途中に出てきた有名キャラクター、可愛かった❤子どももだけど、ピアニカの奏でるピコン!!に大爆笑の大人も…..。しっかり遊んできたのでしょうね( ^∀^)

こんなに素敵な音楽を奏でる人たちなのに、笑いでも心をつかむ♪

ワークショップメンバーも弟子として、ステージに登場。
一緒にメリーさんの羊を演奏しました。なかなか、堂々とした演奏でした♪

ミッチュリーさんのズドンと響く言葉の数々、音楽でも、話すことばでも本気でぶつかってくる人は、受けとめる側にも伝わるんだなと感じました。小さい人にも、ちゃんとうけとめる器があるんだなと改めて感動。

小さい人の可能性を信じること。まだ小さいからわからないなんて、大人が勝手に決めてることだね。

ミッチュリーさんが音楽を通して、音楽をやる者として伝えていかないといけない使命があると言った。

それなら、私たち劇場にいる大人は、ここが、劇場が本当に大切な場所なんだよとことばで伝えていく使命があるのかなと感じました。

ミッチュリーさんの願う、全ての武器が楽器にかわる世界を私たちも一緒に願おう。そんな世界になったら、どんなに素敵だろう。

この日、会場を出ても、なかなかロビーから人がいなくならなかった。みんなそれぞれに感想を口にしあう。良かった、良かったとほころぶ笑顔。「誘ってくれてありがとう❤」と言われるのは、本当に嬉しいです。感動をすぐわけあえるのも、語り合えるのも劇場の良さだとおもいます。

片付けを待つ間も、子どもたちのピアニカが鳴り響く。さっそく影響を受けていたようです。

また、玉野に来てもらえますように✨✨✨